人口150万人の兵庫県神戸市で人口減少が続く理由について。JR西日本、阪急、阪神電車がある三ノ宮エリアは関西でも住みたい街で上位に君臨するほどで、山陽新幹線の新神戸駅周辺も含めて鉄道の利便性が高い人気の自治体である。しかしながら、ニュータウンでの少子高齢化が背景にある。西区・北区では著しく減少が大きく、都心回帰現象の現代では転入者が少ない。
一方、神戸市は近年になって三ノ宮、新神戸(山陽新幹線の駅周辺)、元町、神戸駅周辺におけるタワーマンションの建設を規制。三ノ宮駅周辺は住宅用途の建造物そのものを規制。住宅街としてはニュータウンを推奨しているとのこと。ただ、大阪まで電車1本で行けない。新快速のある明石市などが人気のある様子。地下鉄西神山手線、神戸電鉄の沿線は人気度で劣っている。
2019年には神奈川県川崎市に人口の多さで追い抜かれた。現在は全国第7位の自治体となっている。
#神戸
<画像出典>
・国土地理院地図、
(一部加工して掲載)
参考文献
・産経新聞、『神戸市150万人割れで7位後退、明暗分かれる政令市 「ビッグバン」の地域も』、2023年12月3日、
・Forbes、多名部 重則著、『人口150万人割れの神戸市が、タワマン規制をする理由』、2023年12月28日、
・その他、Wikipedia、神戸市公式サイト等を参照